このコラムは、音楽ジャンキーの思うところを綴っています。

私がピアノを続けている理由

[あなたがピアノを続けるべき11の理由]
[あなたがピアノを教えるべき11の理由]

どちらの本も11人の視点から(ピアノを生業としていない著名の方も含め)それぞれの経験、専門的な知識を活かして、理由を答えてもらうといった内容です。

私は習う側でもあり、教える側でもあるのですが、この2冊を読み終えた後は、やはり自分にもこちらのほうの疑問を投げかけてみました。

私は何故ピアノを続けているのだろう?

何十年経っても下手くそだから
人前でカッコよく弾いてみたいから
挑戦したい曲がでてくるから
アガリ症を克服したいから
脳を刺激しそうだから
頭が良くみえそうだから
ストレス解消になるから
ピアノの音が好きだから
ピアノを通じて世界史を勉強できるから

ざっと並べるとこんな感じ。
なんだか理由が短略的…

そして、ふと気づいたのです。
先に書き連ねたことは、ある程度続けてこないとでてこない理由ではないかと…

なので偏屈な私は、
[ある程度ピアノを続けてきて、それでもまだ続けている理由]
として、先のような答えが浮かんだと訂正します 笑

では、ある程度続けるには…
それは…嫌いを増やさないことだと思うのです。

先生が好き
教室のピアノが好き
教室に通う道が好き
教材のイラストが好き
褒められるのが嬉しい
合格が嬉しい
新曲がワクワクする

どんな小さなことでもいいから好きを探す。
好きより嫌いを探し出してしまうと、どうしても嫌いのほうに気持ちが傾いてしまう。
嫌いを見つけるのは、好きを見つけるより簡単に見つかってしまう…

それでも10代は嫌いなほうが気持ちが傾いていたな…

そんな時は、一旦離れてみるのも必要…

高校3年生の時、受験を正当な理由として⁈ ピアノから離れました。
1度離れてみると、良くも悪くも見えてくることがあるのです。

年齢を重ねると、一つのものを続けている人というのは、それだけでいろんな人から
まだ続けてるなんて凄いね〜!
と言ってもらえるものなのです。
悪い気はしません 笑
どれだけ上手な人でも辞めてしまえば、それまでですから 笑

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